多汗症は、手の平や脇に汗をかいてしまうことを言います。
本来誰しも手の平や脇に汗をかくものですが、多汗症は、頻繁に汗をかきます。
多汗症の人が自分の症状を感じるのは春や秋頃が多いです。
夏場などは、他の人も汗をかきやすくなるので、自分のことをそれほど異常とは思わないためです。
暑い季節を過ぎて、みんなは汗をかかなくなったのに、自分だけ汗をかいてしまう、そういう時は悩んでしまいます。
多汗症は神経症からくるものです。
人から変に思われたらどうしよう、などという、対人不安が原因となります。
しかし、悩んで「人から変に思われないようにしよう」と行動してしまうことが、逆に症状を進行させてしまう原因にもなります。
多汗症に悩む人は、汗をかいているところを人に見られないように、外出を控えたり、汗ワキパッドを使って目立たないようにします。
しかしこうした方法では、一時的に安心することはできても、根本的な解決には繋がりません。
多汗症に悩んでいても、ふとしたことがきっかけで治ってしまう人がいます。
しかし一方で、長い時間をかけないと克服できない人もいます。
多汗症は神経症の一種なので、心療内科など、専門医を受診し、カウンセリングを受けて治療を行うことがスタンダードな克服法です。
症状を一時的に抑えて、治ったように見えたとしても、根本のところが治っていないと、再発してしまいがちです。
カウンセリングと、必要なら投薬を通じて、症状に対する受け止め方自体を変化させる必要があります。